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NSPA Asiaとは

日本におけるパーソナルトレーニングの第一人者である大川逹也が、2004年に「NSPA Asia」を設立し、NSPAパーソナルトレーナー認定コース(CPT)をスタート。日本ではスロトレとして普及しているハイインテンシティ・トレーニング(以下、HIT)やマニュアルストレングストレーニングのテクニックなどの教育養成を実施しています。これまでに700人以上が資格を取得し、トレーナーとして活躍しています。

hint NSPAについて

NSPA(National Strength Professionals Association)は、アメリカやイギリスを中心に、20,000人以上のパーソナルトレーナーを育成してきた指導者養成団体です。アメリカで唯一、HITやマニュアルストレングストレーニングのテクニックを専門的に指導しており、業界最高水準の教育団体としてIDEAからも認定を受けています。

HITの歴史

HITは、ハイインテンシティ(高強度)のワークアウトをゆっくりと反復的に行うトレーニング方法です。質の高い反復運動により、一時的筋機能停止(MMF)をもたらし、負傷のリスクを抑えながら各筋肉群を鍛え、バランスのとれた筋力を養います。あらゆるアスリートから一般の方まで、そして10代の若者から年配者まで、幅広いターゲット・年齢層の方に効果的かつ実践可能な筋力トレーニング・プログラムです。

HITシステムの歴史は非常に長く、はじまりは1970年代。ノーチラスを開発したアーサー・ジョーンズと、ノーチラス社の研究責任者であるエリントン・ダーデン博士が研究論文を発表しはじめました。1970年代終わりまでに、ヘルス&フィットネス業界でもっとも有名なトレーニング法になったものの、従来のウェイトリフティングのトレーニング法と相反する方法であったため、トレーニングコーチや、一部のアスリートの間では、人気が出ませんでした。しかし、ジョーンズは自らのトレーニング法の普及を推し進め、従来のハイボリューム・リフト法よりも短時間で怪我もなく、好結果を残せることを証明し、現在では世界中で実践されています。

1985年、HITを教える資格を多くのパーソナルトレーナーに与えるため、NSPAが設立。長きにわたり、アスリートをはじめ、多くの方の体づくり、健康に寄与してきました。

NSPA Vision

科学的根拠に基づいたHITトレーニング理論を指導できる優れたトレーナーを育成し、人々の健康で豊かなライフスタイルの実現に貢献する。

  • 普及活動

    普及活動

    NSPAによる事業や、提供している資格の国際的な普及

  • 環境づくり

    環境づくり

    絶え間なく変化するフィットネス業界の現場のニーズに対応できるよう、最新の情報やツール等を備え、常にアップデートができる環境を提供

  • 発展

    発展

    あらゆる地域に活動の場を広げ、次世代のトレーナーや業界のリーダーを育成。スポーツ業界、フィットネス業界の発展に寄与

  • ネットワーク

    ネットワーク

    認定資格を持つトレーナーや専門家同士のネットワークを構築、交流の促進 

メッセージ

大川 逹也

NSPA-ASIA代表として、日本国内で初めてHIT(High Intensity Training)の普及に取り組んでから、早くも25年が経ちました。これまでの活動を通じて、一定の普及と理解は進んできたものの、依然としてHITの認知度は十分とは言えず、今後さらなる発展と普及が必要であると強く感じています。

HITは、短時間で最大限の成果を引き出すことができる、科学的根拠と長い歴史に裏打ちされたトレーニング法です。アスリートのみならず、一般の方々も、年齢や体力に応じて安全に実践でき、健康寿命の延伸をサポートします。特にNSPA-ASIAで取り入れている「マニュアルレジスタンストレーニング」は、器具やマシンが一切不要で、場所を選ばずに質の高いワークアウトを実現することができます。

NSPAが提供する認定コースは、アメリカやイギリスを中心に世界中に広まり、すでに2万人以上が資格を取得している信頼性の高いプログラムです。資格は基礎講習から認定試験まで約3日で取得可能で、正しい知識とテクニックを効率よく学び、すぐに現場で活かすことができます。

これまで多くのトップアスリートやチームに対して指導を行ってきました。それぞれのフィールドで成果を出してくれている姿を見るたびに、このメソッドの有効性を実感しています。インターネット上には様々な情報があふれていますが、だからこそ「正しいものを見極める力」と「自信をもって提供できる技術」が必要不可欠です。

今後もさらに多くの有益な情報を発信していき、一人でも多くのトレーナーの育成と、トレーナーとしてのキャリア形成に貢献できればと考えています。

ストロングス代表 大川 逹也